牛
深 ハ イ ヤ
祭 り
毎年4月の第3金・土・日曜日に開かれる「牛深ハイヤ祭り」
「南風」のことを「ハエの風」と呼び、「ハエ」が訛って「ハイヤ」となったと言われている。
「牛深ハイヤ節」は江戸時代に生まれた民謡。
南風がふき、海がシケて出航できなくなった漁師達により、
風待ちの酒盛りの席で良く唄い踊られてきた。
「ヨイサー、ヨイサー、サーッサ、ヨイヨイ」
南国特有の熱狂的なリズムで、独特の節回しを持つ「牛深ハイヤ節」は、
牛深に寄航した各地の船乗りたちによって全国に伝えられ、
阿波踊りや佐渡おけさ、ソーラン節など、
全国に点在しているハイヤ系民謡のルーツと言われている。
2007.04.22
撮影