油すましどん


ゲゲゲの鬼太郎に登場する、油すまし のモデルになったのが、
栖本町河内地区にいたという
「油すましどん」

「天草島民俗誌」(浜田隆一著 1932年刊行)には、
「栖本村河内と下浦との境に草隅越えと言ふところがある。
或る時、一人の老婆が孫の手を引きながらここを通り、
むかし、油すましが出おったという話を思い出し、
「ここにやむかし、油瓶下げたとん出よらいたちゆぞ」と言ふと、
「今もー出るーぞー」といつて出て来た」
と、記されている。