【登山日】 | 2004年 2月29日(Sun) |
【登山口】 | 西辺登山口 |
【ルート】 | 駐車場(13:10)→分岐(13:45)→太郎丸嶽(14:20)→次郎丸嶽(15:05〜15:40)→駐車場(16:25) |
この日は九重の涌蓋山へ登る予定だったが、前日からの雨で予定変更、近場の次郎丸・太郎丸嶽へ登ることに。 登山口近くまでは車が入れないので、西辺集落手前の登山者用町営駐車場に駐車して歩く。 (駐車場のルート図、ちょっと間違ってるので、あまり参考になりません) のどかな集落の中を進むと、あちこちに梅の花が咲き良い香りがした。 |
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西辺集落を抜け、登山道に入りしばらく進むと、登山者のために杖が置いてある(写真左) |
しばらくすると、稜線沿いのゆるやかな登りに、景色が開けて岩場が見えてくる(写真左) 下から見上げるときつい登りに見えるが、そうでもなく、分岐から10分ほどで頂上の巨岩の下に到着。 しかし、この巨岩を登るのに四苦八苦(^^;… クライミングの勉強しとけば良かったなとちょっと後悔。 (岩の裏側に廻ればロープが設置してありました) この岩の上が太郎丸の頂上と思い登っていたが、標識がない??(写真右)次のピークまで行ってみることにした。 |
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次のピークで、太郎丸嶽頂上281mの小さな標識を発見、こちらも頂上は巨岩だらけ。 |
分岐へ戻り、次は次郎丸を目指す。 しばらくはゆるやかな登りだが、いなずま返し(写真左)からジグザグの登りになりだんだん急になっていく、次郎落しを過ぎると、岩場の急登となる。 急登を登りきると後山・住吉ルートと合流、大きな露岩が現れ景色が開ける。 露岩をロープを使って登る、さらに展望が広がり、雲仙方面が望める(写真右) (残念ながら、霞がかって普賢岳は見えなかった) |
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露岩を越え進むと彌勒菩薩があり、直下には亀次郎岩が(写真左) |
頂上からは、八代海側が良く見える。 亀次郎岩が有る山の東側は50m以上の絶壁で、たった400m弱の山とは思えないような迫力がある。 雨上がりだったためか、他の登山者に会うこともなく、美しい景色を独占することができた。 |
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『太郎丸・次郎丸物語』 昔、太郎丸・次郎丸という仲の良い兄弟山がありました。とうぜん太郎丸の方が高いのですが、ある日次郎丸が「兄ちゃんは良かねー、毎日きれいな松島の夕日を見て、俺は兄ちゃんの影で一度も見た事がなかー」と言うと、「見えるように入れ替わってやろう」と、太郎丸が動き出したと同時に頂上が崩れてしまい、次郎丸より低くなってしまいました。それから弟の次郎丸も松島の美しい景色と夕日を見れるようになったと言い伝えられています。 |