雁俣山 《1315m・熊本県砥用町》


【登山日】 2004年 4月25日(Sun)
【登山口】 二本杉峠
【ルート】 二本杉峠(9:20)→カタクリ群生地→雁俣山→カタクリ群生地→二本杉峠(11:30)

 

 

登山口の二本杉峠へ着くと駐車場には多くの車が、五家荘山開きの神事が行われており、多くの登山者で賑わっていた。
登山口から黒原分岐までは、ほぼ平坦な道を歩く
良く整備されていて、初心者でも安心して登れる。









黒原への分岐を過ぎ、しばらく歩くと丸太の階段が始まり、両脇にはクマササが茂っている。
ベンチのある休憩所を過ぎ、しばらく進むと、直登コースとカタクリ群生地への分岐へ到着。
左側のカタクリ群生地へのコースへ、気持ちの良い新緑の自然林の中を歩く。

しばらく進むと、看板が現れカタクリの群生地へ到着。
両脇に保護ロープが張られた登山道は登山者でいっぱい。
斜面を良く見ると、ちらほらとカタクリが、やっと日が当たり始め、花びらが開き始めていた。
頂上へ登り、下山で通ったときは、花びらが開いたカタクリを多く見ることができた。











下山後聞いた茶屋のおじさんの話によれば、数日前に霜が2回降り、すっかり枯れて花が少なくなってしまったとのこと。





カタクリ群生地を抜け、直登コースと合流、しばらく丸太階段を登り分岐へ、ここから左に急登を登り、雁俣山頂上へ到着。東西に細長い山頂には、多くの登山者で賑わっていた。
頂上からは、阿蘇五岳、遠く雲仙岳が望める。

山頂周辺には、淡い黄色のヒカゲツツジが咲いていた。





カタクリ群生地周辺には、保護ロープが張ってあるが、斜面には多くの踏み跡が・・・写真を撮るために群生地へ入る人が後を絶たないようだ。
その中でも、群生地の中に腹這になり写真を撮っていた夫婦には唖然とさせられた。旦那は立派なカメラを抱え、奥さんはレフ版をかざしながら撮影に夢中で周りが見えてない様子、花を踏み荒らしてまで撮った写真って??
良い写真を撮る前に、まずは人としてのマナーを心得てほしいと思った。