【登山日】 | 2003年10月19日(Sun) |
【登山口】 | 市房林道終点 |
【ルート】 | 登山口(9:15)→六合目(10:20)→頂上(11:43〜13:15)→六合目(14:05)→登山口(15:00) |
市房山は熊本と宮崎の県境にある、熊本県内で2番目の標高を誇る山で、四合目の市房神社は「お岳さん」と呼ばれる縁結びの神様です。 去年は1週前の10/13に登り、すばらしい紅葉が見れたので、今年も紅葉を目当てに行ったのですが、当日は市房山登山マラソンの開催日でした。 (マラソンは市房山を縦走する標高差1400m全長25qの過酷なコースです) 登山口は、一合目の神社鳥居と、三合目手前の林道終点が有りますが、今回は林道終点から登ることにしました。 車で市房キャンプ場を通り抜け、林道をさらに終点の登山口まで進みます、登山口駐車場はすでに車が満杯で、路肩に駐車し登山開始しました。 鳥居登山口から続く神社参道には、巨大な千年杉が並び、周りの苔むした岩や倒木は屋久島の森に良く似ています。 参道の大きな石段を登っていると、後ろからマラソンのトップ選手が走ってきました「頑張ってください!」と声援をおくると、さすがトップ選手軽い足取りで走り去って行きました。 四合目の市房神社には、コンクリート造の立派な神殿が有り、多くの登山者が休憩していました。 神社横の沢は、今年の大雨で土砂崩れがあったらしく、多くの倒木が神社ギリギリまで迫っていました(神社に被害が無かったのは、神の御加護か?) ここから急登が始まります、丸太や石階段が続き、ハシゴやロープ場も有ります。 登山道も去年より荒れていて、崩落で迂回路ができている場所も有りました。 次々と走ってくるマラソン選手を応援し道を譲りながら、一緒に登って行きます。 六合目の馬の背岩に着き休憩をとります、ここには水場があり勢い良く水が出ていました(たしか去年は水が枯れていた) 七合目を過ぎると、だんだん傾斜はゆるやかになり、景色も時々開けてきます。 やっと九合目を過ぎた頃、マラソンゴールの爆竹の音が遠くから聞こえました。 (優勝者は32歳男性、タイムは2時間31分49秒) 頂上は広く、多くの登山者とマラソン大会スタッフで賑わっていました、眼下には水上村と市房ダムが、北には九州中央山地の山々、南に霧島連山が良く見えます。 昼食休憩後荷物を置き、頂上から少し下ったチョックストーン(心悪しき者はわたれないという心見の橋)へ、岩を渡った先の岩場から紅葉した山の斜面がきれいに見えました。 (紅葉は去年より遅れ気味のようで、来週あたりが見頃でしょう) 頂上周辺には、少しですがリンドウが咲いていました。 下山も同じルートを下りました。 下山後は湯山の「湯元温泉」へ、貸しタオル付きで300円の安さで、トロットしてやわらかい良いお湯です。 |
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展望所からの眺め |