星生山 《1762m・大分県九重》


【登山日】 2003年 9月21日(Sun)
【登山口】 牧ノ戸登山口
【ルート】 登山口(10:50)→扇ヶ鼻分岐(11:50)→星生山(12:25〜13:25)→扇ヶ鼻分岐(14:10)→登山口(15:00)
   
九重連山の一つ星生山は、1995年10月の硫黄山の噴火以来入山禁止でしたが、今年解禁になり登れるようになりました。

牧ノ戸登山口へ到着時は濃いガスが出ていて山は全く見えない状態でした、ガスが晴れ視界が開ける事を願ながら登山開始しました。
展望台までの舗装された急登がきついのですが、登るにつれガスが流れて、だんだんと視界が開けてきました。
沓掛の展望台近くに設置してある温度計は11℃しかありませんでした。
沓掛山の岩場を超えると、なだらかな登山道になるので景色を楽しみながら歩けます。
扇ヶ鼻分岐を過ぎ、一番手前のルートから星生山へ登ることにしました、入口には立入禁止の看板が倒されています、右下に湿地を見ながら進むと中腹には大きな岩場があります、岩を超え尾根伝いに登って星生山頂上(1762m)へ到着しました。
山頂からは硫黄山火口が間近に見下ろせ、その奥に三股山が見えます、噴煙が上がり硫黄の臭いが漂っています。
遠くの視界も良くなり、阿蘇の涅槃像もきれいに見えました。
強風を避け、少し下った岩場の影で昼食を取りました。
昼食後、尾根伝いに星生崎まで行くことにしましたが、硫黄山側からの強風に飛ばされそうになりながら必死に進むことに…雲の流れが早く、空の景色が次々と変わって行きます。
星生崎まで来ると久住別れや非難小屋が見えます、風が強いので腹這になりながら絶壁を見下ろしました。
尾根を少し引返し西千里ヶ浜へ下り、扇ヶ鼻分岐から登りと同じルートで下山しました。


星生山頂上



星生山から見る三股山