宝満山 《829m・福岡県筑紫野市》


【登山日】 2003年 9月28日(Sun)
【登山口】 本道寺
【ルート】 登山口(9:50)→五合目(10:45)→キャンプ場(12:05→頂上→13:50)→登山口(15:05)
   
宝満山は大宰府天満宮の北東に位置し、昔は山伏の修験道の霊峰でした。
標高の割にはいくつものルートが有り、福岡一登山者の多い山です。

本道寺側からは、シラハケ尾根・堤谷・猫谷川の3ルートが有ります、登りは猫谷川ルートで登ることにしました。
シラハケ尾根・堤谷ルート登山口近くに駐車し、車道を5分程歩くと猫谷川ルートの登山口です。
人工林の中のなだらかな登山道をしばらく進むと沢に出、沢沿いを登ります。
2合目で大谷尾根ルートとの分岐へ、ここから右へ進みます。
7月の大雨で沢のあちこちに土砂崩れ跡があり、登山道が分らなくなっているので、赤テープを頼りに登らなければいけません。
次の分岐から右へ、黎明の滝から右側の岩場を登り進んで行くと、梯子・鎖場が有ります。
鎖場を超えしばらく進むと、また分岐へ出ました、「左は旧道(なだらか)、右は新道(急登)」の表示が、右側の新道を進む事にしました。
岩場の多い急登を進んで、大きな岩が有る五合目の庭石荘へ到着しました、しばらく休憩をとり、再び急登を登ります。
30分ほどで、巨大な釣船岩に着きました、岩を巻いて登ると、シラハケ尾根・堤谷ルートとの合流、左へ進みます。
しばらくすると、左側に釣船岩の上部、剣の岩が有ります。
剣の岩へ登ると、筑紫野市が一望でき良い眺めです、頂上の岩場も見え多くの人の姿も見えます。
ここから20分ほどで宝満山キャンプ場です、キャンプ場手前に珍しい「ツチアケビ」が咲いて(実って?)いました。
キャンプ場で昼食、周りは多くの登山者で賑わっていました。
昼食後荷物を置いて頂上へ、頂上付近は岩場が多く鎖場を超え、5分程で宝満山頂上(829m)へ到着。
竃門神社上宮が有り、頂上の大きな岩の上からは360度の展望、北西には福岡市から海の中道、南西には背振の山々を望む事ができます。
頂上も登山者で賑わっていて、多くの人が正面竃門神社から登ってきているようでした。
下山はシラハケ尾根ルートを下ることに、登りと違ってなだらかな尾根道ですが、原生林の中は落ち葉が多く滑り易くなっています。
小休止しながら1時間15分で登山口へ到着しました。

下山後は太宰府市の「九州温泉村・都久志の湯」へ、露天が広い温泉です。
飛梅ソフトクリームが有りました、味は梅ガム+バニラ…微妙な美味しさでした。


キャンプ場から見上げる頂上


ツチアケビ


宝満山頂上